An NDoc Documented Class Library

Window メンバ

Window 概要

静的 パブリック フィールド

BeforeWaitForActive メッセージ送信系関数で対象Windowがアクティブになるまで待機するかどうか。 trueの場合、処理毎にWaitForActiveが呼ばれます。 デフォルトはfalseです。 対象関数:SendMessage, PostMessage, SetText, GetText, WmCommand, KeyM, KeyE, MouseM, MouseE, MouseWheel, Close, Open, Exit, SetForeground, SetFocus, SetEnable, Move, Update, SetLayerd, Show
BreakKey メッセージ送信系関数実行前に、キー入力状態を調べ、指定されたキーが押されていた場合、WindowExceptionが発生します。 入力ブロック(BlockStart)中は、キー入力が無効のため、この機能は働きません。。 KBtn.NoBreakを指定すると無効になります。 デフォルトはKBtn.NoBreakです。 対象関数:SendMessage, PostMessage, SetText, GetText, WmCommand, KeyM, KeyE, MouseM, MouseE, MouseWheel, Close, Open, Exit, SetForeground, SetFocus, SetEnable, Move, Update,SetLayerd, Show
RectForm RectDraw関数で表示される枠。Windowの外枠を強調表示します。
RectLabel RectDraw関数で表示される枠内のラベル。
RectPoint RectDraw関数で表示される枠内の点。
WaitTime メッセージ送信系関数・子ウィンドウ取得系関数で、対象Windowが有効になるまで待機する時間(ms)。 デフォルトは5000です。 対象関数:SendMessage, PostMessage, SetText, GetText, WmCommand, KeyM, KeyF, MouseM, MouseF, MouseMove, Close, Open, Exit, SetForeground, SetFocus, SetEnable, Move, Update, SetLayerd, Show, GetWindowRect, GetTopChildList, GetTopChild, GetChildList, GetChild

静的 パブリック メソッド

BlockStartオーバーロード。 マウス入力・キーボード入力のブロックを開始します。 必ずBlockStopを呼び出してください。 もしも解除しわすれた場合は、CTRL+ALT+DELで解除できるようです。
BlockStop マウス入力・キーボード入力のブロックを終了します。
GetAnimation ウィンドウの最小化時などにアニメーションを行うかどうかを取得します。
GetForegroundWindow フォアグラウンドWindowを返します。 ※関数呼び出し時にフォアグラウンドなWindowを返します。それ以降にフォアグラウンドが変化しても反映されません。
GetTopChildオーバーロード。 条件に合致する、配下の子Windowを返します。 合致する子Windowがない場合はnullを返します。 合致する子Windowが複数存在する場合はWindowExceptionが発生します。
GetTopChildListオーバーロード。 条件に合致する、配下の子Windowを列挙します。
GetWindowオーバーロード。 指定されたウィンドウハンドルを持つWindowを返します。
RectDrawオーバーロード。 Windowのクライアント領域をあらわす外枠を表示します。 また、枠内の点も表示します。枠内の点をマウスで移動した際にはRectPointMovedEventが発生します。
RectDrawAutoUpdateBegin RectDrawで表示した枠の自動更新を開始します。 RectDrawの対象ウィンドウの位置・大きさが変化すると、枠も自動的に更新されます。 Visible,Enabledは反映されません。。
RectDrawAutoUpdateEnd RectDrawで表示した枠の自動更新を終了します。
SetAnimation ウィンドウの最小化時などにアニメーションを行うかどうかを設定します。
WaitForTopChildActiveオーバーロード。 条件で指定された子ウィンドウがアクティブになるまで待機します。 タイムアウトした場合nullを返します。

静的 パブリック イベント

RectPointMovedEvent 枠内の点をマウスで移動した後に発生するイベント。

パブリック フィールド

Class ウィンドウクラス名。 1024バイト以上の場合は先頭の1024バイトのみを取得します。
HWND ウィンドウハンドル
PID プロセスID

パブリック プロパティ

CtrlButton ボタン。 このWindowがButtonコントロールの場合にだけ利用可能です。
CtrlComboBox コンボボックス。 このWindowがComboBoxコントロールの場合にだけ利用可能です。
CtrlListBox リストボックス。 このWindowがListBoxコントロールの場合にだけ利用可能です。
CtrlListView リストビュー。 このWindowがListViewコントロールの場合にだけ利用可能です。
CtrlTab タブ。 このWindowがTabコントロールの場合にだけ利用可能です。
CtrlTreeView ツリービュー。 このWindowがTreeViewコントロールの場合にだけ利用可能です。
Menu ウィンドウのメニュー。 このWindowがメニューを持つ場合にだけ利用可能です。
Rect ウィンドウの領域。 親Window内でこのWindowが占有する領域です。ディスプレイ上の領域ではありません。
Style ウィンドウスタイル。
StyleEx ウィンドウスタイルEX。
Text ウィンドウテキスト。 1024バイト以上の場合は先頭の1024バイトのみを取得します。 エディットボックスなどのテキストを取得・設定するには、GetText/SetText関数を利用して下さい。

パブリック メソッド

Close ウィンドウを最小化します。
Equals (Object から継承されます)指定した Object が、現在の Object と等しいかどうかを判断します。
Exit ウィンドウを閉じます。(WM_CLOSEを送ります)
GetChildオーバーロード。 条件に合致する、配下の子Windowを返します。 合致する子Windowがない場合はnullを返します。 合致する子Windowが複数存在する場合はWindowExceptionが発生します。
GetChildListオーバーロード。 条件に合致する、配下の子Windowを列挙します。
GetHashCode (Object から継承されます)特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。
GetImageオーバーロード。 ウィンドウの画像を取得します。 ウィンドウが最前面にないと正しく取得できません。 マウスカーソルは取得しません。
GetImage2オーバーロード。 ウィンドウの画像を取得します。 ウィンドウが最前面でなくても取得できますが、最小化している場合は取得できません。 マウスカーソルは取得しません。 WindowsXP以上でないと動作しません。(API:PrintWindowを利用するため) ※対象によっては表示が乱れたりブルースクリーンに陥る場合があるようです。ご注意ください。
GetLayered ウィンドウの透過状態を取得します。 ※このメソッドはWindowsXP以上用です。Windows2000の場合は失敗します。
GetModuleFileName ウィンドウのモジュールファイル名を返します。かなりテキトーです。。
GetParent 親ウィンドウを取得します。 親ウィンドウが存在しない場合、nullを返します。
GetPixel ウィンドウ内の指定された座標の色を取得します。 ウィンドウが最前面にないと正しく取得できません。
GetPoint ウィンドウ内の座標を変換します。(左上中心だと元の座標のままです) 通常の座標(左上中心)から、指定された座標形式へ変換します。
GetPointRev ウィンドウ内の座標を変換します。(左上中心だと元の座標のままです) 指定された座標形式から、通常の座標(左上中心)へ変換します。
GetRoot ルートウィンドウを取得します。 ルートウィンドウを取得できない場合、nullを返します。
GetText WindowにSendMessageでWM_GETTEXTメッセージを送信し、文字列を取得します。
GetType (Object から継承されます)現在のインスタンスの Type を取得します。
GetWindowRect ウィンドウの領域を取得します。ディスプレイ上での領域です。
IsEnabled ウィンドウが有効状態かどうか。
IsExists ウィンドウが存在するかどうか。 Windowオブジェクトを取得後に、実ウィンドウが閉じられた場合にfalseになります。
IsIconic ウィンドウが最小化状態かどうか。
IsVisible ウィンドウが可視状態かどうか。
IsZoomed ウィンドウが最大化状態かどうか。
KeyE Windowにキー入力を送信します。 keybd_eventを利用してキー操作を合成します。 ウィンドウはフォアグラウンドになります。 次のキーはEXTENDKEYとして合成されます。 RCONTROL, RMENU, RSHIFT, INSERT, DELETE, HOME, END, PRIOR, NEXT, UP, DOWN, LEFT, RIGHT, NUMLOCK, CANCEL, SNAPSHOT, APPS, LWIN, RWIN よって、テンキー上のENTER, DIVIDEと、NumLockOff状態でのテンキー操作は合成できません。
KeyM Windowにキー入力を送信します。 PostMessageでWM_KEYDOWN/WM_KEYUP, WM_SYSKEYDOWN/WM_SYSKEYUPなどを送信します。 ※ALTを同時押しする場合は、Windowをフォアグラウンドにしてからでないと、うまく動作しないようです。。
MouseE Windowにマウス入力を送信します。 指定する座標はウィンドウのクライアント領域の座標です。 mouse_eventを利用してマウス操作を合成します。 ウィンドウはフォアグラウンドになります。
MouseM Windowにマウス入力を送信します。 指定する座標はウィンドウのクライアント領域の座標です。 SendMessageまたはPostMessageでWM_?BUTTONDOWN,WM_?BUTTONUP,WM_?BUTTONDBLCLK,WM_MOUSEMOVEなどを送信します。 ※SendMessageの場合、処理が長時間帰ってこなくなるWindowがあります。その場合はPostMessageを利用してください。
MouseMoveオーバーロード。 マウスカーソルを移動します。 指定する座標はウィンドウのクライアント領域の座標です。 Mouse関数で移動させた場合はメッセージを送っているだけで実際には移動しませんが、 MouseMove関数では実際にマウスカーソルが移動します。
MouseWheel Windowにマウスホイールを送信します。 指定する座標はウィンドウのクライアント領域の座標です。 mouse_eventを利用してマウスホイール操作を合成します。
Moveオーバーロード。 ウィンドウの領域を変更します。
Open 最小化状態のウィンドウを元に戻します。
PostMessage Win32APIのPostMessageをWindowに送信します。
SendMessage Win32APIのSendMessageをWindowに送信します。
SetEnable ウィンドウの有効・無効を切り替えます。
SetFocus ウィンドウにフォーカスをあわせます。(フォアグラウンドにするわけではありません)
SetForeground ウィンドウをフォアグラウンドにします。
SetLayered ウィンドウの透過状態を設定します。 ※StyleExにWS_EX_LAYEREDが追加されます。 ※トップレベルのウィンドウしか設定できません。
SetText WindowにSendMessageでWM_SETTEXTメッセージを送信します。
Show ウィンドウの表示状態を変更します。
ThreadInputAttachBegin 対象ウィンドウのスレッドの入力処理機構にアタッチします。 WindowControllerでは、関数内でアタッチしたら関数内でデタッチしていますが、 このメソッドを使用するとアタッチしたままの状態になります。 必ずAttachThreadInputEndでデタッチしてください。 以下のメソッドを連続で呼び出す前にこのメソッドを呼ぶことで、アタッチ・デタッチを一度で済ませられます。 GetImageとGetImage2(カーソル取得時のみ)、KeyM、SetFocus。
ThreadInputAttachEnd 対象ウィンドウのスレッドの入力処理機構からデタッチします。
ToString (Object から継承されます)現在の Object を表す String を返します。
Update ウィンドウのクライアント領域を更新します。
WaitForActive Windowがアクティブになるまで待機します。 (VisibleでEnabledでメッセージに応答可能な状態になるまで待つ)
WaitForChildActiveオーバーロード。 条件で指定された子ウィンドウがアクティブになるまで待機します。 タイムアウトした場合nullを返します。
WaitForInputIdle Windowがメッセージに応答可能な状態になるまで待機します。
WmCommand WM_COMMANDメッセージを送信します。

プロテクト メソッド

Finalize (Object から継承されます)Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。
MemberwiseClone (Object から継承されます)現在の Object の簡易コピーを作成します。

参照

Window クラス | FNF.WindowController 名前空間